黒竜江省(こくりゅうこうしょう)(Heilongjiang)について紹介します。
概要
黒竜江省(略称:「黒」)は中国最東北にある省となります。省境の北に流れる黒竜江が名前の由来です。黒竜江は素朴な自然が育む原始的な生態系の中に溶け込み、豪快な民族風情を体験することができる場所です。四季がはっきりし、様々な姿を見ることが出来ます。温かな春には、無限に想像をふくらませることができ、燃え盛るような夏には、涼しく居心地の良い避暑地となり、草木がなびく秋には、無数の色彩を味わうことができ、凛とした冬には幻想的な白銀の世界が広がります。
面積
460,000 km²
省都
ハルビン市
気候(平均気温・降水量・ベストシーズン)
大陸性モンスーン気候。
観光名所等
●中央大街
ハルピン中央大街歩行街はアジア最長の歩行者天国であり、ハルピン市で一番の繁華街です。満布中央大街のヨーロッパ建築は多く、壮観でクラシカル雰囲気が漂います。西洋建築史上、数百年かけて作り上げた建築の風格によって、中央大街は極東で最も著名な街道となりました。
●雪郷
雪郷は牡丹江市に位置しています。山奥にあり、四方が尾根に囲まれ、日本海からの暖湿気流とバイカル湖上空からの冷気が集まる独自な気候は中国でも唯一無二。冬が長く、大雪が吹雪く様はまるで竜のようで、雪が常に太陽を遮り、積雪が続き、あたり一面が白銀の世界となります。その中に身を置けば、童話の世界にいるように心も体もリフレッシュすることできます。
●五大連池
黒河市に位置します。火山噴火によってマグマが白竜河をふさぎ、渓流が繋がり5つの火山せき止め湖が形成されたため、五大連池と呼ばれるようになりました。透き通るほど美しい池の水はそびえ立つ火群に囲まれ、重なり合うマグは勢い盛んな大海のよう。池の水には40余の人体に必要な鉱物が含まれ、多くの疾患に効果があると言われています。