雲南省（うんなんしょう）（Yunnan）について紹介します。
概要
雲南省は中国南西部に位置し、国境線の長さは4061キロメートルである。ベトナム、ラオス、ミャンマーと国境を接し、タイ、カンボジア、インド、バングラデシユなどにも近い。中国を東南アジア・南アジアと結ぶ重要な戸口である。雲南省は中国の観光資源が最も豊な省の一つであり、ミステリーで美しい自然風光、多彩な民族の風情、悠久な歴史文化、多元な宗教信仰を有し、暖かい気候に恵まれる雲南はレジャ―観光の理想郷となった。
面積
394,100 km²
省都
昆明市
気候（平均気温・降水量・ベストシーズン）
北部は温帯性気候、南部は熱帯性気候。中間の地域は亜熱帯性気候に属しています。
北西部の深い峡谷地域は暑く乾燥しているので亜熱帯性気候になっています。
観光名所等
●麗江古城
麗江古城は麗江ダムの中部に位置し、城壁のない古城である。滑らかできれいな青色の石畳の道、全部手作業で作られた木造民居、小橋流水の水郷風景が至るところで見られる。川沿いに建てたられた麗江古城の街、ほとんど赤色の角礫岩で敷かれたため、雨の多い季節にぬからないし、乾季においても埃が立たない。奥ゆかしい石畳みの模様、町全体の雰囲気とうまく釣り合う。
●東川紅土地
東川紅土地は昆明東川区に位置し、神が地上に落とした絨毯とも呼ばれ、世界で最も勢いのある紅土地の一つとして、壮大で美しい景色を有する。毎年の秋、この絨毯の色が濃くなる。観光客及び撮影マニアたちにとって、秋が自然の絵巻を眺め、楽しむ一番いい時期である。
●シャングリラ普達措観光地
雲南省の北西部にある世界自然遺産の中心地に位置し、シャングリラの主要なる名所の一つである。ここはいかなる汚染もなくメルヘンの世界であり、水質や空気の質は一流の標準に達している。鏡のような湖、青い空、木々が生い茂り、花が咲き乱れ、鳥の鳴き声が常に聞こえ、観光客が精神を静養し、品性を陶治するのにうってつけのところである。ここでゆっくり歩くと、心がゆったりとして気持ちよくなり、遊びにふけて、俗世の悩みを忘れる。
●梅里雪山
梅里雪山はデチェン・チベット族自治州のデチェン県にあり、世界に名を馳せる金沙江・瀾滄江・怒川が並行して流れる「三江併流」の地域に位置し、横断山脈に属する。梅里雪山の主峰であるカワカブ峰は海抜 6740メートルの高さを誇り、雲南省の最高峰である。梅里雪山はチベット族の神聖な山であり、貴がられる山でもある。
●昆明のベストシーズン
1月～2月が昆明観光のベストシーズン。年間の降雨は5月～1月に集中している。特に夏は雨がかなり降るため観光には適さない
