チベット自治区(TibetAutonomousRegion)について紹介します。
概要
チベット自治区は青蔵高原の南西部に位置します。平均海抜が四千メートル以上であり、昔から「世界の屋根」と称されます。広大な面積のチベット自治区は、その雄大さ、不思議で美しい自然で名を馳せています。雄大なポタラ宮、毎日信者にひれ伏して拝されているトゥルナン寺、にぎやかな八廓街、世界最高峰エベレスト⋯その全てがチベットを唯一無二の観光地にしました。
面積
1,228,400 km²
観光名所等
●ポタラ宮
ポタラ宮はラサ市街の西北のマルポリの丘に位置し、世界で一番海抜が高く、宮殿、城や寺を一つにした雄大な建築です。宮内に金銀銅器、陶磁器、仏像や塔、タンカや服装などの各種の文化財が約7万点余あり、典籍が6万卷余「世界の屋根の真珠」と讃えられます。
●トゥルナン寺
トゥルナン寺はラサ市旧市街の中心にあり、チベット仏教の寺院であり、チベットにおいて現存の一番輝かしい吐番時代の建築であり、1300年以上の歴史を有します。トゥルはチベット仏教で最高の地位を持ち、昔から様々な重大な仏事の中心であり、毎日ここに来て経文を転読する人々は後を絶ちません。
●エベレスト
エベレストは中国とネパールの境界線上に位置し、ヒマラヤの主峰であり、高さ8844.43メートルを誇る世界最高峰である。エベレストは昔から人類が自らの登山能力を試す聖地であり、1953年に人類が初めて登山に成功して以来、世界各地の登山者はエべレスト頂上に足跡を残してきました。
●タンカ
タンカはチベット族の文化であり、独自の特色を持つ絵画芸術の形式です。色模様の繻子を表装し、それを下げて供える宗教の巻物です。タンカは色鮮やかで、輝くきらびやかで、何百年もの歳月を経てもその鮮やかな色は色褪せない。中国民族絵画芸術の重宝と称えられます。
●拉薩のベストシーズン
ベストシーズは一般に5月~1月。冬は平均気温が氷点下となり、また酸素の量が少なくなるため高山病にかかりやすくオフシーズンとなる。