遼寧省（りょうねいしょう）（Liaoning）について紹介します。
概要
遼寧省（略称「遼」）は、中国の東北地区の南部に位置します。南側は黄海と渤海に面しており、東側は川を隔てて朝鮮と接しています。
海を隔てて日本と韓国を臨む遼寧省は、中国の東北地区では唯一、海沿いに位置し、国境に沿った省となります。2080キロメートルにわたる美しい海岸線は、北国の壮絶を表し、江南の麗しさを潜め、山、川、石、洞窟の絶景を有する都市です。秦による中国の統一から、清王朝の樹立まで、歴代の王朝はこの土地で豊かな由緒ある文化財と遺跡を残しました。
面積
145,900 km²
省都
瀋陽市
気候（平均気温・降水量・ベストシーズン）
温帯大陸性季節風気候
観光名所等
●星海広場
星海広場は大連市の西南部に位置しています。アジア最大な都市広場であり、大連市のランドマークの一つです。広場には999個の紅大理石が敷き詰められ、千支、24節気と12の生まれ年が刻まれています。星海広場では音楽が流れる噴水、様々な彫刻を楽しめるのみならず、海や夜の景色も見て楽しめます。重要な祝日には、女性騎馬警官に逢えるかもしれません。夏になると、大連ビール祭りの開催地として、星海広場は活気にみち溢れます。
●旅順博物館
旅順博物館は大連市旅順口区列寧街 42号に位置し、国家一級博物館として、旅順博物館は6万件余の所蔵品を所有しています。所蔵品は大連の文化財、新疆の文化財並びに中国と海外の後世に伝わってきた歴史芸術類の文化財を主体とし、考古、青銅器、陶磁器、甲骨、玉器、漆器、琺器、書と絵の作品ど20種類にわたります。1950年代から現在までのあいだ、旅順博物館は所蔵品の特色に基づき、歴史文化財をテーマに合計9回海外で文化財展示会を開催しています。
●金石灘国家観光リゾート区
国家5A級観光地と認定された金石灘国家観光リゾート区は大連市中心部から 58キロメートル離れた金州区の東側に位置しています。金石灘国家観光リゾート区は三面から海に囲まれ、東部半島、西部半島並びに2つの半島の間の広い奥地や海水浴場で構成され、主に十里黄金海岸、海浜国家地質公園、生命秘密博物館、金石蝋人形館、中華武館、金石ゴルフクラブ、金石灘狩場などの観光スポットがあります。
●旅順駅
旅順駅は旅順白玉山観光地の西側に位置し、1898年に建築された建物であります。趣のある形をしているロシア風の木造建築で、中国国内において一番美しい駅舎と褒め称えられているほどであります。駅内には中国国内で最も完全に保存されているヨーコッパ風のプラットフォームがあり、今でも100年前の面影が残されており、レトロな雰囲気をたっぷり漂わせています。旅順駅は中国国内初の海外行きの列車を出しており、と同時に大連百年あまりの歴史の移り変わりを見つめ続けてきたのです。
