連雲港は中国沿岸中部、江蘇省の東北地区にある、新ユーラシア・ランドブリッジの東端であり、中国初めての沿岸対外開放都市でもあり、全国文明都市、国家園林都市、西遊記文化の発祥地でもあります。
面積は7615平方キロメートル、海洋面積は7515平方キロメートル、市街エリアの面積は310平方キロメートル、人口は534.5万人です。
東海、灌雲、灌南の3つの県、赣榆、海州、連雲の3つの区並びに国家経済技術解放区、国家東中西区域協力モデル地区、雲台山景区を管轄しています。
連雲港市は山と海に囲まれた港湾都市。文化観光資源が数多くあります。
連雲港には「東方のナスカの地上絵」と呼ばれている今から約一万年前の中国最古の将軍崖壁画があります。4600年前の歴史を持つ先史時代の遺跡である「藤花落遺跡」や敦煌莫高窟より300年ほど前に作られた孔望山摩崖造像があります。孔子はこの山から海を眺め、秦の始皇帝は東遊の際にここを訪れ、秦東門を作りました。徐福はここから、日本や韓国に渡りました。

呉承恩は連雲港の山海の風光やここに伝わる神話、伝説に触発され、西遊記を書き、李汝珍は板浦で鏡花縁を生み出しました。

現在、連雲港市には国家5A級景勝地が2か所、国家4A級景勝地が13か所あります。

孫悟空の故郷「花果山」、全国10台美島の連島、海空景勝地、海上雲台山、東海温泉村、世界最大の推奨市場等の特色ある観光資源は江蘇省の旅行資源が豊富な地域の三本指に入ります。

徐福伝説、海州五大宮調、東海孝女伝説、製塩技術、淮海歌劇、東海水晶彫刻など6つの国家級無形文化遺産があります。

連島東海琅琊郡界の石碑、将軍岩壁画等9つの国家級文物保護地区がある、悠久の歴史がある風光明媚で神秘とロマンがあふれる都市です。

 

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