1月20日から22日にかけて、東京・上野公園では「上野パンダ春節祭」が開催されました。 中国駐東京観光代表処では、中国文化と観光部の代表として、中日間の文化や観光交流と協力の架け橋となることに力を入れているので今回出展することと致しました。
1月20日に行われた開幕式では、首席代表の欧陽安より、「春節は中国の伝統的な祭りで、家族の団らんや再会、調和、幸運を象徴し、中国の人々の目には最も重要で盛大なお祭りである。そして、この春節祭を通じて、日本の皆様が中国の旧正月特有の文化を体感していただき、中国や中国文化への理解や知識、愛情を深め、中国を訪れる機会が増えることを期待している」と述べました。
写真1 日本側の主催に幸運のウサギを贈る中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表
中国駐東京観光代表処のブースは、中国文化の雰囲気を重視し、春節祭でもメインとなったパンダの着ぐるみは、多くの来場者の心をつかみ、またパンダ愛好家の方たちからも大好評で写真など多く撮られました。謹賀新年のウサギモチーフの看板や、赤を基調とした装飾で赤い提灯や、切り絵、正月絵など、中国文化や伝統芸術の魅力が凝縮されたブースとなりました。各地の地図や観光パンフレットを提供し、まだ中国に行ったことのない方でも手に取りやすく、読みやすい工夫がされていました。 またスタッフからも積極的に来場のお客様に中国についてご紹介することで、中国ファンの皆様の訪中意欲がさらに高まったように見受けられました。SNSをフォローしていただいた方限定の抽選会では、当選の度に鳴る鐘の音と、賞品の玉を回すガラガラという音で、ブース全体が歓声と笑い声に包まれ、パンダのぬいぐるみやノートやキーホルダーなどの賞品は小さいながらも中日の末永い友情の重要性を感じさせてくれるものをご提供することができ大変喜んでいただきました。
図2 "春節 "の雰囲気に包まれた中国駐東京観光代表処のブース
図3 パンフレットの提供や抽選に並ぶ中国ファン
上野パンダ春節祭は、日本・東京で初めて開催される大規模な春節の祭典です。 統計によると、今年は特に盛大で、上野動物園で飼育されている2月21日に中国に帰るジャイアントパンダの香香(シャンシャン)を見送るために、上野公園には3日間で約20万人の来場者があり、盛大な祭りとなりました。