2025年2月27日、中国駐東京観光代表処は仙台空港国際化利用促進協議会などの主催により、仙台市にて、地元旅行会社の方々を対象とした海外旅行セミナーにて中国観光に関するセミナーを行いました。
今回の内容は、中国渡航について2024年11月30日から査証免除になった情報をはじめとして、中国基本情報の他に、中国国内での決済の利便性について、2024年に新しく登録された世界遺産、日本人に人気の観光地である大連、世界遺産やパンダやグルメで話題の四川省の観光地及び、仙台から直行便のある北京の歴史や世界遺産、上海のIT産業や企業訪問などの教育旅行について、仙台の旅行業界関係者の皆様にアピールしました。
【セミナーの様子】
また、大連のパートでは中国氷雪観光プロモーションを行い、冬の素晴らしい遼寧省の氷雪の魅力をお伝えしました。また、最後には2024年末にホームページに追加した100以上の電子パンフレットや、いくつものSNSで中国の最新情報や観光地情報を提供している旨を皆様にご紹介しました。
対面式のセミナーで、50名以上の観光業界をはじめとする方々にご覧いただきました。
【セミナー資料】
後半では、名刺交換・意見交換会があり、仙台市の大手の旅行会社のみなさまと中日のインバウンド・アウトバウンドについて意見交換を交わし「多くの中国の方が仙台空港を利用して、東北の他のエリアに行ってしまうので、是非仙台を観光いただきたき、更に仙台からも中国へ行く方を増やしたい」「九塞溝ツアーが人気なので、来年度は四川省に焦点を当てて売り出したい」などお声をいただきました。
仙台空港国際化利用促進協議会では、仙台空港の利用拡大を図るためアシアナ航空、中国国際航空、エバー航空、タイガーエア台湾、スターラックス航空などの航空会社との共催で海外旅行セミナーを行っており、1月29日の盛岡を皮切りに、福島、山形とセミナーを行い、仙台を最終日と致しまして、4回のセミナーを通して東北地方の旅行関係者約200名の皆様に情報を提供いたしました。
また今回の仙台市の訪問を機に、中国駐東京観光代表処は宮城県庁の観光戦略課に表敬訪問し、インバウンドの増加と課題についてや、宮城県のパスポート所有率についての課題、そして宮城県と吉林省が姉妹都市なので、今後も友好交流ということでアウトバウンドにも力を入れたいことなど意見交換を行い、中国文化と観光部オリジナルデザインの今年の干支である吉祥蛇の贈呈も行いました。