2025年1月23日、中国駐東京観光代表処は北海道海外旅行促進事業実行委員会主催「令和6年度海外教育旅行セミナー」にて中国の教育旅行に関するセミナーを行いました。
今回の内容は、中国の基本情報の他に、教育システムや、教育旅行の5つのポイントと、北京(中国氷雪観光海外プロモーションシーズン)・上海・西安・洛陽の観光地を主に紹介し、体験学習や見学・文化交流の種類などの豊富さを北海道内の学校・自治体、現地旅行会社など関係者の皆様にアピールしました。また、100以上ある電子パフレットについてみなさまにQRコード一覧をお渡しし、SNS等で最新の情報を提供している旨を皆様にご紹介しました。
ハイブリッド開催(対面式・オンライン)で、現地には約40名、オンラインでは約50名の学校、自治体、観光業界をはじめとする方々にご覧いただきました。
【セミナー会場の様子】
【セミナーの様子】
また、セミナー後には1時間にわたって現場で「教育旅行相談会」が実施され、中国駐東京観光代表処のブースでは旅行会社のかたより、中国の教育旅行に対する熱心なお問い合わせがあり、航空会社と協力して今後の中国渡航への意見交換・情報交換を行いました。
【教育旅行相談会の様子】
北海道海外旅行促進事業実行委員会において、海外教育旅行の促進は、国際理解の促進や自国の生活・文化の再認識、グローバル人材の育成といった教育的な観点に加え、道内空港におけるアウトバウンド需要の拡大などの観点からも大変重要なものです。
令和5年度においては、自治体・学校間で行われる交流事業や、語学留学をはじめとした研修旅行、学校単位で行われる教育旅行が本格的に再開され、令和6 年度は昨年度よりも更に多くの学校の実施が見込まれています。一方で、海外教育旅行の実施数は全体の3 割程度に留まっており、アウトバウンド需要も依然としてコロナ禍前の水準まで回復していません。今回、更なる海外教育旅行の実施に繋げるため、学校関係者等を対象としたセミナーが実施されました。