2月26日、大連市人民政府、中国駐東京観光代表処、東京中国文化センターの共催による”大連ウィーク”の活動の一つである「大連市と日本文化観光産業協力交流会」がホテル椿山荘東京で開催されました。 会議には、中華人民共和国駐日本国大使館の羅松涛公使参事官、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表、東京中国文化センターの羅玉泉センター長、大連市文化と観光局の王文勇副局長、大連市文化観光代表団、大連市の主要な文化観光関連企業及び、日本の文化観光業界、航空業界、メディアの代表など200名近くが出席しました。
中華人民共和国駐日本国大使館の羅松涛公使参事官は、昨年11月にアメリカのサンフランシスコで中日両国の首脳が会談し、戦略的互恵関係を全面的に推進するという両国関係の位置づけを再確認し、新時代の要求を満たす建設的で安定した中日関係の構築を約束したことを指し示しました。 そして、文化と観光は両国の重要な協力分野であり、人的交流の重要なプラットフォームであるため、今回の活動が、両国の文化・観光分野における交流・協力をさらに拡大するきっかけになることを期待する、とご挨拶されました。
(中華人民共和国駐日本国大使館の羅松涛公使参事官ご挨拶)
中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は、現在の国際観光市場が良好な回復傾向を示す中、中国では外国人観光客からの中国への渡航条件を緩和し続けており、中国のインバウンド観光市場を精力的に発展させてきたと述べました。そして、中国駐東京観光代表処は、日本の観光、航空、メディアなどの各界の皆様と今後も手を携えて、中日文化・観光交流と協力し、中日友好の健全かつ安定的な発展を推進していきたい、とご挨拶されました。
(中国駐東京観光代表処欧陽安首席代表ご挨拶)
大連市文化と観光局の王文勇副局長は、大連の立地条件と地理的優位性を組み合わせ、大連の豊かな文化・観光資源と、大連が住みやすく、楽しめる国際的な沿海観光地を築きつつあることを紹介し、より多くの日本の皆様が投資やビジネス、観光や休暇のために大連を訪れることを温かく歓迎すると述べられました。
(大連市文化と観光局王文勇副局長ご挨拶)
一般社団法人 日本旅行業協会(JATA)の千葉信一副部長は、大連は日本との緊密な協力と交流の深い歴史的伝統を持っていると述べ、今回のイベントをきっかけに、日本の文化や観光産業が再び大連に注目し、日本の旅行会社と協力して、より多くの日本人が大連に観光に訪れるよう働きかけていきたい、と述べられました。
(イベントの様子)
会議では、主催者より大連市のプロモーションビデオの放映や、文化観光推進プレゼンテーション、無形文化遺産などの展示会、交流座談会などの形式で、日本の文化・観光業界の皆様に大連の特色ある観光商品やお勧めの観光ルートや観光地、文化スポーツなどのイベントの手配、政策支援、具体的な文化観光プロジェクトの協力と推進を中心に大連の文化観光資源を紹介し、中日両国の文化観光業界の交流を促進し、新たな観光のルートを開拓と、プロジェクト協力を推進する道を開きました。
参加された日本の観光業界の方からは、今回のイベントの多面的な紹介と宣伝を通じて、大連市の独特な文化と観光の魅力を改めて知り、感じることができたとお声をいただきました。そして、より多くの日本の皆様に大連をご紹介し、この度の大連の文化や観光についての相互交流のチャンスを生かし、今後の中日観光事業のウィンウィンの関係を実現したい、と語られました。