中国国家移民管理局の公式サイトによると、2023年11月17日から、中国はノルウェー人を対象とした72/144時間のビザなし通過政策(トランジットビザ)実施が始まった。これにより、中国の同政策対象国は(日本を含め)54ヶ国に増加した。
現時点で、72時間のビザなし通過政策が実施されている中国の都市は長沙、哈爾浜(ハルビン)、桂林の3都市、144時間のビザなし通過政策が実施されている都市は北京、天津、石家庄、秦皇島、上海、南京、杭州、寧波、広州、深セン、揭陽、瀋陽、大連、青島、重慶、成都、西安、厦門(アモイ)、武漢、昆明の20都市となっている。54ヶ国の国民は、有効期限内のパスポートとトランジットビザ期限内の搭乗日と座席を指定した第三国・地域への乗り継ぎ航空券または関連証明書類を提示すれば、ノービザで規定の地域内に72時間、または144時間滞在し、観光や短期ビジネスを行うことができる。
中国が2013年1月から72/144時間のビザなし通過政策を実施して以来、これまでに、外国人50万人以上が利用してきた。

対応している空港と訪問可能な省内の地域などに関する詳細情報は中華人民共和国中央人民政府公式サイト※1よりご確認ください。

参考記事 人民網日本語版「中国の72/144時間ビザなしトランジットビザ対象国が54ヶ国に増加」(一部内容変更)

※1中華人民共和国中央人民政府公式サイト「中国72/144小时过境免签政策适用国家扩展至54国」(中国語版)

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