中国駐東京観光代表処、東京中国文化センター、四川航空が共同で企画した“ニーハオ中国!四川悠々―シャンシャン再会の旅”が11月7日から11月11日まで実施され、感動と多くの実りを得て、無事終了しました。
このツアーでは、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表を団長として、日本のパンダ写真家、インフルエンサー、翻訳者、編集者ら16名からなる「シャンシャンと再会の旅訪問団」が、ジャイアントパンダ、シャンシャンを訪ねるために四川省雅安を訪れました。
11月6日、東京中国文化センターで壮行会を盛大に開催し、日本全国から100人近いシャンシャンのファンの皆様を招いて一行を見送りました。 また、中国駐東京観光代表処とパンダ写真家の高氏貴博氏は、出発前にシャンシャンのファンから多くの手紙、似顔絵、色紙や写真集などの贈り物をお預かりし、11月7日、日本のファンの善意と切なる願い、そして深い友情の様々な贈り物を携え、団員16名で雅安にある中国ジャイアントパンダ保護研究センター碧峰峡基地への旅に出ました。
11月7日、成田空港で四川省に向けて出発する訪中団
"雨城 "として知られている雅安の11月、大幅に気温が下がり、初冬の風のかみしめるような寒さに加え、時折雨にも見舞われましたが、"シャンシャン "に会うために四川を訪れた団員の高まった情熱の火を消すことはありませんでした。11月8日から10日までの2日半の間、「訪問団」の団員は、ジャイアントパンダ「シャンシャン」の生活時間や性格、習慣に合わせて、毎回「シャンシャン」が現れる前に、住居のガラス窓の前で待機し、シャンシャンが現れるたびに、感動しながらも優しい声でシャンシャンの名前を呼び、シャンシャンの一瞬一瞬をカメラで記録していました。
シャンシャンの住居のガラス窓の前で集合写真
今回の旅を通じて、団員たちは興奮を隠せず、「シャンシャン」の平穏無事と健康を喜び、「シャンシャン」の故郷の美しい自然に胸が高まり、「シャンシャン」の故郷の人々の心遣いと友情に深く感謝しました。団員の方々は、この旅で見たこと、感じたことを写真や言葉、映像にして、「シャンシャン」の近況、四川の土地柄や風習、中国人の優しさや親しみやすさを、より多くの日本人に伝えていきたいと語りました。
“訪中団”のメンバーよって撮影された シャンシャン
4泊5日の旅は、ジャイアントパンダの「シャンシャン」に焦点を絞って企画したものでしたが、主催者側は、地元の特色のある食体験、市内観光、茶文化の体験及び無形文化遺産である四川劇鑑賞なども入念に手配し、旅程全体を楽しく、特徴あるものになるよう心掛けました。
中国ジャイアントパンダ保護研究センター雅安碧峰峡基地前での集合写真
”シャンシャンまた来るね”
1972年中日両国の国交正常化以来、ジャイアントパンダは中日友好のメッセンジャーとして重要な役割を果たし、両国の感情や相互理解を深めてきました。 中国駐東京観光代表処は、今年2月に中国に帰国したスーパースターであるジャイアントパンダ「シャンシャン」への日本のファンの皆様のご厚情に感謝するため、今回の”シャンシャン再会の旅”を企画・立案しました。今後も中国のインバウンド観光市場を盛り上げ、中日両国民の友好強化、両国の文化・観光交流・協力のレベル向上に貢献するよう、尽くしてまいります。