9月16日(土)に岐阜県岐阜市にある「長良川うかいミュージアム」にて、指定管理者JNFうかいミュージアムと中国駐東京観光代表処が共催する、「長良川納涼まつり2023」が盛大に開催されました。 イベントセレモニーでは、長良川うかいミュージアムの林芳枝館長が「このような、岐阜のみなさんが中国を知る機会は普段なかなか無いので、鵜飼を通して日中両国の友好を深めるとてもいいチャンスだ」と述べられました。そして、中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表からは「今年は中日平和友好条約締結45周年にあたり、文化的な結びつきも深い中で、是非、今回のイベントを通してあらゆる年代の方に中国の歴史や文化などについて理解を深めていただきたい。鵜飼という共通の文化を学び、そして今日をきっかけに中国に興味をもって中国に行っていただけることを期待している」と述べました。
(欧陽安首席代表と高校生の交流の様子)
イベントでは、中国駐東京観光代表処より、「中国と中国の鵜飼について」というプレゼンテーションを小学生及び保護者、そしてご来場のみなさまに行いました。中国の概要と、中国で代表的な世界遺産、そして中国の鵜飼と日本の鵜飼の違いを簡単にご紹介し、クイズ大会も行いました。クイズ大会の景品(パンダグッズ)も用意しており、多くの皆様に喜んでいただけました。また、中国の灯篭もイベント会場に飾り、中国の世界遺産のパネル展示は多くの日本のみなさんが興味をもってご覧いただいておりました。
(中国語スピーチの高校生の皆さんとの集合写真)
(世界遺産パネル展示の様子)
イベントセレモニーでは岐阜市の魅力を地元の高校生、大学生のみなさんが中国語でスピーチをしていただき、中国伝統のシルク団扇づくりやランタンづくりのワークショップも行われ、あらゆる年代の方にお越しいただき中日両国民の友好交流の重要な基盤となりました。 イベントには1000人以上が訪れ、会場は賑やかな雰囲気に包まれました。