2023年623日、『シャオシャオ(暁暁)』と『レイレイ(蕾蕾)』の2歳の誕生日会が、中国駐東京観光代表処、東京中国文化センター、四川省文化と観光庁の共催、iPanda協力のもと、東京で盛大に開催されました。中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表、東京中国文化センターの羅玉泉センター長、恩賜上野動物園の大橋直哉様、パンダ写真家の高氏貴博様、そして抽選で選ばれ全国から集まった二百名近いパンダファンは、声をそろえてバースデーソングを歌い、共に双子パンダの誕生日を祝いました。

(図1 イベント会場の写真)

開会にあたり、主催者である中国駐東京観光代表処の欧陽安首席代表は「中国の国宝であるジャイアントパンダは、生物多様性の保全や世界の平和友好のシンボルとして、その珍しさと愛らしい姿で、日本人を含む世界中の人々から、長く愛されてきました。日本で生まれた『シャオシャオ』と『レイレイ』は、今や上野動物園で最も人気のあるスターになりました。 中日友好協力のシンボルの一つとして2頭のパンダは順調に成長しており、中日両国の動物保護分野における協力の発展を示すだけでなく、中日両国の国民感情を強化し、中日両国の文化観光交流のさらなる発展に貢献していくよう願っています。」と挨拶しました。

(図2 イベント会場の写真)

(図3 イベント会場の写真)

四川省文化と観光庁からは、このイベントの為に精緻なパンダの記念品やプロモーショングッズが送り届けられており、会場に集った日本のパンダファンから大好評を得ました。 また会場の都合で入場人数が制限されたため、誕生日会の様子はYouTubeでライブ配信され、直接会場に来られなかった日本の『シャオシャオ』『レイレイ』ファンからも、ネット上で誕生日を祝う声が続々と寄せられました。

 

2021年623日、『シャオシャオ』と『レイレイ』は、中国から日本にきた『リーリー(比力)』と『シンシン(仙女)』の間に上野動物園で誕生しました。 人気者『シャンシャン(香香)』の弟妹であるオスの『シャオシャオ』とメスの『レイレイ』は、誕生以来双子パンダとして注目されてきました。 名前にも深い意味があり、『シャオシャオ(暁暁)』には「夜明けの光がさして明るくなる」、『レイレイ(蕾蕾) 』には「花がつぼみを膨らませ、今にも咲こうとしている」という意味が込められており、二つの名前をつなぐと「夜が明け、美しい未来を迎える」という希望が託されています。

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