12月17日~18日、パシフィコ横浜ノースで、お城をテーマにした日本最大かつ最も影響力のある展示会「お城EXPO2022」が開催され、2万人近い来場者を集めました。 中国駐東京観光代表処は、今年7回目となるお城EXPOでは海外のお城ブースとしては初出展で、中国文化と観光部の代表として初めて出展いたしました。

 今回、中国駐東京観光代表処は、中国の城郭文化やその特性のある魅力をより多くの方に知ってもらい、アフターコロナの中日間の観光交流・協力関係の再構築と発展を見据え、世界遺産の「万里の長城と紫禁城」をテーマとし、多様かつ総合的に中国の豊かな文化観光資源と世界文化遺産の魅力を日本の「お城ファン」にアピールし、大きな関心と興味をもっていただきました。

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中国ブースデザイン

 展示エリア全体の中で中国ブースの違いを際立たせるため、中国駐東京観光代表処は事前に下見など入念な準備を行い、皆様に目新しいブース設計やセミナーなどをご覧いただきました。 紫禁城と万里の長城をメインに、黄山、桂林、龍門石窟、九寨溝などの有名観光地を背景とし、瑞雲、牡丹、敦煌の飛天を取り入れ、金と黄色をベースカラーとし、明るく高貴で優雅な印象を与えるブースデザインに仕上げました。

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抽選会や販促物の配布の様子

 同時に、今回のお城EXPOの通常のテーマに合わせ、御城印の収集に興味を持つ日本の「お城ファン」にも満足してもらえるよう、テーマである万里の長城と紫禁城の今回のために特別な印鑑を制作いたしました。オリジナルのパンフレットには、ご来城の皆様に向けて、中国を代表する都市や町の文化や歴史をより深く知ってもらえる情報と、今回の印鑑を押していただけるスペースもご用意しました。 ブースの外には大きなパンダのぬいぐるみを展示し、またSNSフォロワーに対しての抽選会も行ったため、多くのご来城者の方が足を止めてくださり、写真を撮ったり、情報提供を行いました。

 ブースでの展示に加え、中国駐東京観光代表処からは、特別セミナーとして万里の長城と紫禁城のプロモーションを行いました。活気のある11時台と14時台に、主催者にご用意いただいたイベントスペースにて、万里の長城と紫禁城の過去と現在の状況や、歴史背景を皆様にご紹介することができました。 2日間で4回の現地セミナーでは、現地で特別に撮影いただいた映像や画像、提供いただいた資料を基に、1時間以上にも及ぶ充実した内容で構築されており、2か所の「城」を中国の豊かな歴史をより集中的に、包括的にご覧いただくことができました。 これは、中国文化の普及や紹介だけでなく、アフターコロナにおける中日文化・観光交流と協力の促進にも役立ったことでしょう。

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紫禁城の写真を見て立ち止まる「お城ファン」。

お城EXPOは、お城EXPO実行委員会(公益財団法人日本城郭協会、城びと<株式会社東北新社>、株式会社ムラヤマ、パシフィコ横浜)により、2016年から城郭文化の振興と発展、お城好きの方々との交流を目的として開催されてきました。

7回目となる今年は「城熱沸騰(じょうねつふっとう)」をキャッチコピーに、日本各地のお城を有する自治体やお城グッズを販売する企業・団体     が過去最多の出展となっています。

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